■【コラム】夏も要注意!冷え性はすぐ対策を!
2026.07.5(日)
「冷え性は冬だけの悩み」と思っていませんか?
実は、夏こそ冷え性に悩む女性が増える季節です。外は猛暑でも、オフィスや電車、商業施設では冷房が効いており、長時間過ごすことで体は思っている以上に冷えています。また、冷たい飲み物やアイスを口にする機会も増え、体の内側からも冷えやすくなります。
「夕方になると足先が冷たい」「肩こりやむくみがひどい」「なんとなく疲れが取れない」。そんな不調がある方は、夏の冷えが原因かもしれません。
■夏の冷えが引き起こす不調
体が冷えると血管が収縮し、全身の血流が悪くなります。その結果、酸素や栄養が全身に届きにくくなり、老廃物も排出されにくくなります。
そのため、
・肩こりや首こり
・足のむくみ
・疲労感
・頭痛
・便秘
・睡眠の質の低下
といった症状が現れやすくなります。
さらに女性にとっては、美容にも大きな影響があります。血流が悪くなることで肌のターンオーバーが乱れ、くすみや乾燥、肌荒れの原因になることもあります。代謝も落ちやすくなるため、「食事量は変わっていないのに太りやすくなった」と感じる方も少なくありません。
■冷え対策は「温める」だけでは不十分
冷え性というと「厚着をする」「温かい飲み物を飲む」というイメージがありますが、それだけでは根本的な改善にはつながりません。
大切なのは、血液をしっかり循環させることです。
血液は筋肉の動きによって全身へ送り出されます。特に下半身には全身の約7割もの筋肉が集まっているため、脚の筋肉を動かすことが冷え対策には欠かせません。
長時間座りっぱなしの方は、1時間に一度は立ち上がって歩いたり、かかとの上げ下げを20〜30回行ったりするだけでも血流は改善します。
■夏だからこそ軽い運動を習慣に
ウォーキングやストレッチ、スクワットなどの軽い運動は、筋肉を刺激して熱を生み出し、血流を促進してくれます。
特におすすめなのは股関節周りを動かすストレッチです。股関節には太い血管が通っているため、柔軟性が高まることで下半身全体の血流改善につながります。
また、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な筋肉です。つま先立ち運動やかかとの上げ下げを毎日続けるだけでも、足先の冷えやむくみの予防に役立ちます。
■食事でも冷え対策を
暑い日は冷たいものばかり口にしたくなりますが、摂り過ぎには注意が必要です。
冷たい飲み物ばかり飲むと胃腸が冷え、消化機能が低下し、体温を作り出す力も弱くなります。
味噌汁やスープなど温かい料理を一品加えたり、生姜やねぎなど体を温める食材を取り入れたりすることで、内側から冷え対策ができます。
また、筋肉を維持するためにはたんぱく質も重要です。肉・魚・卵・大豆製品などを毎食意識して摂るようにしましょう。
■今日からできる冷え対策を始めよう
夏の冷えは、「たかが冷え」と放置してしまいがちです。しかし、その積み重ねが肩こりや疲労、むくみ、睡眠不足、さらには代謝低下へとつながってしまいます。
冷房は我慢する必要はありませんが、薄手のカーディガンやひざ掛けを活用したり、こまめに体を動かしたりすることが大切です。
さらに、適度な運動で筋肉を育て、血流を良くすることが冷えに負けない体づくりへの近道です。
今年の夏は、暑さ対策だけでなく「冷え対策」もぜひ意識してみてください。体が温まり血流が良くなることで、疲れにくく、美容にも健康にも嬉しい変化を感じられるはずです。




