■【コラム】「歩くより、走る方が痩せますか?」そんなあなたに教えます
2026.08.5(水)
「ダイエットするなら走らないと意味がない。」
そんなイメージを持っていませんか?
確かにランニングは短時間で多くのエネルギーを消費できる運動です。しかし、「痩せやすい体をつくる」という視点で考えると、実はウォーキングの方が続けやすく、結果としてダイエットに成功する人も少なくありません。
では、走るのと歩くのでは何が違うのでしょうか?
■ランニングは消費エネルギーが高い
ランニングはウォーキングより運動強度が高く、同じ時間なら消費エネルギーは多くなります。
例えば30分運動した場合、ランニングでは300~400kcal程度消費することもありますが、ウォーキングでは150~250kcal程度が目安です。
「じゃあやっぱり走った方がいいじゃないか」と思うかもしれません。
しかし、痩せるを成功させるのは1日だけ頑張るものではありません。大切なのは「何週間、何か月と続けられるか」です。
■歩く方が続けやすい
ウォーキング最大のメリットは、体への負担が少ないことです。
膝や腰への衝撃が少なく、運動初心者や体重が気になる方でも始めやすい運動です。
また、
・翌日に疲れを残しにくい
・毎日でも続けやすい
・特別な技術がいらない
というメリットがあります。
ダイエット成功者に共通しているのは、「特別なことをした人」ではなく、「続けられた人」です。
■脂肪燃焼だけでは考えない
「脂肪燃焼ならウォーキング」という話を聞いたことがある方もいるでしょう。
実際には、ウォーキングでもランニングでも脂肪は使われます。
重要なのは運動時間だけではなく、1日の総消費エネルギーや食事とのバランスです。
さらに、ウォーキングはストレスが少ないため、過食を防ぎやすかったり、睡眠の質が改善したりする人もいます。
こうした生活習慣全体の改善が、結果として体脂肪を減らすことにつながります。
■速く歩くだけでも十分効果的
「ただ歩くだけで意味があるの?」
そんな疑問もあるでしょう。
おすすめは、少し息が弾むくらいの速歩きです。
普段より歩幅を少し広げ、腕をしっかり振りながら歩くことで、運動強度が上がります。
20~30分を目安に歩けば、十分な有酸素運動になります。
また、一度に30分歩けなくても問題ありません。
10分を3回に分けても、1日の運動量としては十分効果が期待できます。
■痩せる人は日常で歩いている
実は、体型を維持している人ほど「運動の時間」だけでなく、「日常でよく歩く」傾向があります。
・階段を使う
・一駅分歩く
・買い物は少し遠回りする
・こまめに立って動く
こうした積み重ねは「NEAT(非運動性活動熱産生)」と呼ばれ、ダイエットではとても重要です。
ジムで30分走っても、その後ずっと座っている生活では消費エネルギーは思ったほど増えません。
反対に、日中よく歩く人は自然と消費カロリーが積み重なり、体脂肪が落ちやすくなります。
■結論:あなたに合う方が一番痩せる
走る方がエネルギー消費は多い。
これは事実です。
しかし、
「膝が痛くて続かない」
「疲れて翌日は運動したくない」
「走るのが苦手」
という方なら、無理にランニングを選ぶ必要はありません。
ウォーキングを毎日続ける方が、結果的に大きな成果につながることも珍しくありません。
ダイエットで一番大切なのは、「最も効率の良い運動」ではなく、「最も続けられる運動」を選ぶことです。
今日からぜひ、歩く時間を少しだけ増やしてみませんか?
その一歩一歩が、理想の身体への近道になるはずです。




