■【コラム】朝起きるとアゴが疲れている?歯の食いしばり・エラ張り対策で身体の不調を改善しよう
2026.06.12(金)
「朝起きるとあごがだるい」「顔のエラ(下顎角)が張って顔が大きく見える」「肩こりや頭痛がなかなか改善しない」「無意識に歯を強く噛みしめていることがある」。
このような症状がある方は、歯の食いしばりが原因かもしれません。
食いしばりは睡眠中だけでなく、仕事や家事、スマートフォン操作など集中している時にも起こります。歯やあごへの負担だけでなく、首や肩の筋肉まで緊張させ、全身の不調につながることがあります。
●なぜ食いしばりが起こるの?
主な原因として挙げられるのは、ストレスや緊張です。
現代人はパソコン作業やスマートフォンの利用時間が長く、無意識に肩をすくめたり、あごに力を入れたりする傾向があります。また、猫背などの姿勢不良も食いしばりを助長するといわれています。
特に頭が前に出る姿勢では、あご周辺の筋肉が緊張しやすくなり、食いしばりが習慣化しやすくなります。
●今日からできる食いしばり対策
① 上下の歯を離す習慣をつける
本来、リラックスしている時は上下の歯の間に少し隙間があります。
仕事中や家事の合間に「今、歯が触れていないかな?」と確認してみましょう。
スマートフォンやパソコンに「歯を離す」とメモを表示しておくのもおすすめです。
② 深呼吸をする
ストレスや緊張を感じると無意識に噛みしめが強くなります。
鼻からゆっくり吸い、口から長く吐く深呼吸を数回行うことで、自律神経が整い筋肉の緊張も和らぎます。
③ あご周りをほぐす
こめかみや頬の筋肉を優しくマッサージすることで、食いしばりによる筋緊張の緩和が期待できます。
痛みが出ない程度に円を描くようにほぐしてみましょう。
④ 睡眠環境を整える
睡眠不足や疲労の蓄積は食いしばりを悪化させることがあります。
寝る前のスマートフォン使用を控え、入浴やストレッチでリラックスする時間を作ることが大切です。
●実は姿勢改善も重要
食いしばり対策というと口や歯だけに意識が向きがちですが、実は身体全体の姿勢も大きく関係しています。
猫背や巻き肩になると首や肩の筋肉が常に緊張し、その影響があご周辺にも及びます。
そのため、胸を開くストレッチや肩甲骨周りを動かす運動、体幹トレーニングなどで姿勢を整えることが食いしばり対策にもつながります。
●パーソナルトレーニングで根本改善を目指そう
慢性的な食いしばりに悩んでいる方は、あごだけでなく身体全体のバランスを見直すことがおすすめです。
パーソナルトレーニングでは、姿勢分析を行いながら首・肩・背中の緊張を改善し、食いしばりの原因となる身体のクセにアプローチできます。
また、ストレッチや呼吸エクササイズ、体幹トレーニングを組み合わせることで、リラックスしやすい身体づくりも期待できます。
歯の食いしばりは単なる「あごの問題」ではなく、ストレスや姿勢、生活習慣が複雑に関係しています。毎日の小さな習慣を見直しながら、身体全体のコンディションを整えて、不快な症状の改善を目指していきましょう。




