■【コラム】夏の夜、冷房で体が冷えすぎるあなたの対策
2026.07.24(金)
寝苦しい夏の夜。快適に眠るために冷房をつけている方も多いでしょう。しかし、「朝起きると体がだるい」「足先が冷たい」「肩や首がこる」「お腹の調子が悪い」と感じることはありませんか?それは、寝ている間に体が冷えすぎているサインかもしれません。
暑さ対策として冷房は欠かせませんが、冷えすぎは睡眠の質や体調に悪影響を及ぼすことがあります。今回は、夏の夜に体を冷やしすぎないためのポイントをご紹介します。
まず見直したいのが、冷房の設定温度です。一般的には26~28℃を目安にし、寒いと感じるほど低く設定しないことが大切です。また、風量は自動運転がおすすめ。必要以上に冷やし続けることを防ぎ、室温を一定に保ちやすくなります。
次に気をつけたいのが、冷風の当たり方です。エアコンの風が直接体に当たると、皮膚だけでなく筋肉まで冷えてしまいます。ベッドの位置を調整したり、風向きを天井側に向けたりして、冷風が直接当たらない環境を作りましょう。
服装も重要なポイントです。暑いからといって薄着や裸で寝ると、深夜から明け方にかけて体温が下がりすぎることがあります。吸湿性・通気性の良い綿素材のパジャマを着用し、お腹や肩を冷やさないようにしましょう。冷えやすい方は、薄手のタオルケットを一枚掛けるだけでも体温を保ちやすくなります。
さらに、足元が冷えやすい方は、寝る前に軽く足首を回したり、ふくらはぎをストレッチしたりするのもおすすめです。筋肉を動かすことで血流が促され、冷えの予防につながります。湯船に10~15分程度浸かってから寝る習慣も、深部体温が自然に下がることで寝つきが良くなり、冷え対策にも役立ちます。
寝る前の飲み物にも工夫をしてみましょう。冷たい飲み物ばかりでは内臓が冷えやすくなります。常温の水や白湯、ノンカフェインの温かいお茶などを選ぶことで、体を内側から冷やしすぎず、水分補給もできます。
また、日中の運動不足も冷えやすさに関係しています。筋肉は体内で熱を生み出す大切な組織です。特に下半身の筋肉量が少ない方は冷えやすい傾向があります。ウォーキングやスクワットなどを習慣にすると、血流が良くなり、冷えにくい体づくりにつながります。
夏は「暑さ」と「冷え」が同時に起こる季節です。我慢して冷房を使わないのではなく、上手に活用しながら体を守ることが大切です。朝の目覚めがすっきりしない方や、夏でも手足が冷える方は、ぜひ今日から寝室環境や寝る前の習慣を見直してみてください。冷えすぎを防ぐことが、質の良い睡眠と翌日の元気につながります。




