■【コラム】自律神経の乱れで起こるトラブル。あなたは当てはまっていませんか?
2026.08.2(日)
「最近なんとなく体調が悪い」「病院で検査をしても異常はないと言われた」「疲れが抜けず、気分もすっきりしない」。そんな不調が続いている方は、自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、呼吸・心拍・血圧・消化・体温調節などを24時間コントロールしている神経です。「活動モード」の交感神経と、「休息モード」の副交感神経がバランスよく働くことで、心も体も健康な状態を保っています。
しかし、ストレスや睡眠不足、不規則な生活、暑さや寒さなどの環境変化が続くと、このバランスが崩れやすくなります。
■自律神経が乱れると起こりやすい症状
次のような症状に心当たりはありませんか?
・朝起きても疲れが取れない
・肩こりや首こりがひどい
・頭痛やめまいが起こりやすい
・動悸や息苦しさを感じることがある
・胃腸の調子が悪く、便秘や下痢を繰り返す
・手足が冷えたり、逆にほてったりする
・寝つきが悪く、夜中に目が覚める
・イライラや不安を感じやすい
これらはすべて、自律神経のバランスが乱れたときによくみられる症状です。もちろん他の病気が隠れている場合もあるため、症状が続く場合は医療機関で相談することも大切です。
■なぜ現代人は乱れやすいの?
現代は自律神経にとって負担の多い環境です。
長時間のデスクワークで同じ姿勢が続くこと、スマートフォンやパソコンを見る時間が長いこと、慢性的なストレス、睡眠不足、運動不足などが重なると、交感神経が優位な状態が続きます。
その結果、体は常に緊張状態となり、「休むスイッチ」が入りにくくなってしまいます。
■今日からできる整え方
自律神経を整えるために特別なことをする必要はありません。毎日の小さな習慣が大切です。
まずおすすめなのが、朝日を浴びること。起床後に5〜10分程度太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、自律神経のリズムが整いやすくなります。
次に、軽い運動を取り入れましょう。ウォーキングやストレッチ、ラジオ体操など、息が弾む程度の運動でも十分効果があります。筋肉を動かすことで血流が改善し、副交感神経も働きやすくなります。フォームローラーを使うのもオススメです。
さらに、深呼吸もおすすめです。鼻からゆっくり息を吸い、口から時間をかけて吐く呼吸を5回ほど繰り返すだけでも、心身の緊張が和らぎます。
そして睡眠も重要です。寝る直前までスマートフォンを見る習慣は睡眠の質を下げるため、就寝30分前は画面から離れ、照明を少し暗くしてリラックスする時間をつくりましょう。
■「頑張る」より「整える」
体調が悪いと「もっと頑張らなければ」と考えてしまう方も少なくありません。しかし、自律神経が乱れているときは、無理をするほど回復が遅くなることがあります。
忙しい毎日の中でも、少し立ち上がって体を伸ばす、深呼吸をする、軽く歩くなど、心と体をリセットする時間を意識してみてください。
「なんとなく不調」は年齢のせいだけではありません。自律神経を整える生活習慣を身につけることで、疲れにくく、気分も前向きになり、毎日をより快適に過ごせるようになります。
まずは今日、自分の体の声に耳を傾けることから始めてみませんか?




