■【コラム】セロトニンが元気のみなもと!
2026.08.11(火)
「なんとなく気分が晴れない」「朝からやる気が出ない」「疲れているわけではないのに元気が出ない」――そんなとき、注目したいのがセロトニンです。
セロトニンは、脳内で働く神経伝達物質のひとつ。気分や感情、睡眠、食欲などにも関わっており、心身のコンディションを整えるうえで重要な役割を担っています。
では、セロトニンを元気にするには、何をすればよいのでしょうか?
まずは「朝」がポイント
セロトニンを整える生活習慣として、まず意識したいのが朝の光です。
朝起きたらカーテンを開けて、自然光を浴びましょう。天気のよい日は、ベランダに出たり、少し散歩したりするのもおすすめです。
朝に光を浴びることは、体内時計を整えることにもつながります。
「朝は忙しくて、ゆっくりできない」という方も、まずは数分から。朝の光を浴びる習慣をつくることから始めてみましょう。
リズム運動もおすすめ
セロトニンを整えるためには、一定のリズムを繰り返す運動も取り入れたいところ。
たとえば、ウォーキング、軽いジョギング、リズミカルな体操などです。
特別なトレーニングを頑張る必要はありません。
「少し息が弾むくらいのウォーキングを10〜20分」
そんな軽めの運動でも、気分転換になります。
さらに、運動中は「歩く」「呼吸する」といった動作に意識を向けることで、頭の中のモヤモヤから離れやすくなります。
食事も忘れずに
セロトニンは、食事から摂った栄養素を材料として体内でつくられます。
特に意識したいのが、必須アミノ酸のトリプトファンです。
トリプトファンを含む食品には、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などがあります。
ただし、「この食品を食べればセロトニンが増える」という単純なものではありません。
たんぱく質だけでなく、主食や野菜なども含めて、バランスのよい食事を心がけることが大切です。
「よく噛む」ことも習慣に
食事のときに、しっかり噛むこともおすすめです。
咀嚼のような一定のリズムを繰り返す行動は、リズム運動のひとつとして考えられています。
忙しいと、つい早食いになりがちですが、「一口ずつゆっくり噛む」を意識するだけでも、食事の時間が変わります。
セロトニンだけに頼らない
ここで大切なのは、セロトニンを「元気になる魔法の物質」と考えすぎないこと。
気分や睡眠、疲労感には、運動不足、睡眠、ストレス、生活リズム、栄養状態など、さまざまな要因が関係しています。
だからこそ、
朝に光を浴びる
↓
少し体を動かす
↓
バランスよく食べる
↓
夜はしっかり休む
という生活全体を整えることが大切です。
「最近ちょっと元気が出ないな」と感じたら、いきなり大きなことを始める必要はありません。
まずは明日の朝、カーテンを開けて光を浴びる。
そして、少し歩いてみる。
そんな小さな一歩から、自分の心と体を整える習慣を始めてみませんか?
毎日の元気は、毎日の小さな習慣から。
セロトニンを味方につけて、心地よく動ける毎日を目指しましょう。




